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『暖簾』で「歌」を知ったコージ [∞舞台]


俺節



みれん横丁を流しの大野が通りがかった。

3曲1,000円だという。


住人がお金を出し合ったが

626円しか集まらなかった



大野:足りねぇじゃないかよぉ。

   おまえら、日銭稼いできたんだろ!?

A:飯代は取っとかねぇと

B:明日も重い荷物、

 担がねぇといけないからよぉ

大野:そりゃそうだよな、

   歌なんか聞いてる場合じゃねぇよな

C:ただ飯食って、荷、引いてるだけじゃ

 牛や馬と同じなんだよ

D:昼間の俺らは動物だよ、畜生だよ

E:でも日が暮れて一杯やりながら歌を聞く。

 そん時ようやく人間に戻れんだ。

 牛や馬は歌、聞かねぇからな

F:俺たちを人間にしてくれ




そうまで頼まれた大野は

『暖簾』(五木ひろし1898.9月発売)を

歌いだした



聞き終わると、

コージも住人もそれぞれが

「自分のために歌ってくれた!」

感激している




この時は「歌」だったんだと

のちのシーンでの大野のセリフで

思い当たる


大野:お前が日々のあれこれに

  打ちのめされて

  歯を食いしばってるような場面で

  お前の頭の中で

  いつかの俺が発した詞とメロディが

  鳴り響いたなら

  その時それは初めて

  「歌」と呼ばれるものになる




大野の歌う『暖簾』で

コージは「歌」というものを知った

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